CASA FLAMENCA企画 若林雅人新作楽器


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若林雅人 新作楽器発表+演奏会
セニョーラ・アルハンブラ
2002年6月4日(火) タブラオ カサ・デ・エスペランサ
開場:19:30 演奏会:20:30/21:45 入場料:1,000円(ワンドリンク付き)
製作協力:長谷川鋼商、椎野工務店 技術提供:刀川晃 協力:田代淳 
企画:西脇美絵子
お問い合せ 
CASA FLAMENCA 03-5995-2789 cdt70200@par.odn.ne.jp

若林雅人作新作楽器 セニョーラ・アルハンブラ
若林雅人発案製作による楽器「セニョーラ・アルハンブラ」の完成発表会を高円寺
タブラオフラメンコ「カサ・デ・エスペンランサ」に於いて行います。
この作品は彼がこの十年間、睡眠中に何度となく見てきた夢「ギターを演奏する
ことによって自在に運転できる二輪車」のイメージをもとに作られました。

具体的製作の出発点となったのは、スペイン音楽界の巨匠ロドリーゴによる名曲
「アルハンブラの想い出」に用いられたギターの「トレモロ奏法」と同じ効果を、
現在は製造中止となった連続音を発する自転車用ベルの仕組みを利用して表現
できないか、という発想でした。

その構造は、ハンドル手前にハープ弦の様に配置された20本のワイヤーを引く
ことで、その先端に連結しているスプリングが回転する後輪スポークに弾かれ、
その横に吊り下げられたAから1オクターブ上Eまでの20本のアルミ製の棒を叩く
ことによって演奏されます。

若林の今までの作品に、1994年から1995年にかけてロンドンで制作された
「Chelsea Circuit」「River side circuit」という絵画パフォーマンス作品があります。
絵筆代わりに開発された彼の描画用自転車は約半年間かけて広大なアスファルト
上を走り続け、日々表情を変える巨大な曲線の集積を作り上げました。

この作品では、絵画制作を「音楽的な運転行為」として捉え、より大きなスケールで
表現したものでした。また1998年CCA北九州で発表された、ギターの形をした木塊
による無音の演奏会「室内楽」や、現在サキサトムと展開中の共同企画「ブレイク・
イン・シアター」でのテーマ曲作りなどアートと音楽を自らの両腕として制作を続けて
います。

今回の展示演奏会場となった「カサ・デ・エスペランサ」はフラメンコ専門の演奏会
場として30年以上の歴史を持ち、業界の老舗として来日するアーティストや日本の
トッププロ達にその活動の場を提供してきました。舞台から二階席へ斜めの天井を
持つ店内構造は、拡声装置を使わずに生楽器の演奏を味わえる稀な演奏会場で
もあります。

同会場における製作者本人による世界初の演奏をお楽しみ下さい。

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